“ライフプロデューサー”Mass(増山 哲也)が導く、人生の再設計術

interview

「制度に縛られるのではなく、制度を使いこなせ。」

そう語るのは、心理学・金融・健康医療・法律を融合させた“ライフプロデューサー”、
POT合同会社代表・Mass(増山 哲也)さん。

書籍『お金の小学校』監修、映画『お金が足りない。』への講師出演など、
金融教育を“エンタメ”として伝える活動にも力を注いでいる。

だが、その生き方の原点は、決して順風満帆ではなかった。
幼少期の孤独、モラハラによる心の崩壊、父の死、そして再生。

何度も他人を信じて騙される目にも遭い、逆に不当に人を傷付けてしまったことも。
幾度もの苦しみの中で見つけた“人生の意味”が、いま、誰かの人生を動かす“生き方の設計術”へと進化している。

「認められたかった」少年が見つけた、最初の居場所

静岡県富士市で生まれ、神奈川県平塚で育った。
厳格な父と、その背を追うように生きる兄。
家庭の中で最も立場が低い立場にいたMass少年は、家でも学校でも「自分の価値」を感じられずにいた。

周囲から“変わり者”と呼ばれ、時には“呪物扱い”されるほど。
だが、そんな彼にも光が差した瞬間がある。
中学時代、カラオケブームの中で同級生から「歌、上手いじゃん。バンド組まないか?」と声をかけられたのだ。

その一言がすべてを変えた。
音楽を通して初めて、自分を“見てくれる”人がいた。
バンドのボーカルとしてステージに立ち、観客の前で歌うたびに、心の奥に眠っていた感情が呼び起こされていった。

“自分はここにいていいんだ”──。
その確信こそが、彼にとって最初の“居場所”だった。

音楽から、法律、そして金融へ

孤独な高校時代。
兄の後を追って、学区では一番の進学校に入学した。

だが、学校へ向かう足取りはいつも重かった。

そこに集う人たちの価値観や学校の空気に、自分をうまく重ねられず、合わせようともしきれないまま、葛藤を抱えていた。

その結果として、気づけば人との距離が広がっていた。それでも心の奥では、「音楽で生きたい」という想いだけが消えなかった。

しかしこの頃、彼は現実とも向き合い始めていた。
就職をしてしまえば、音楽に使える時間は一気に減ってしまう。
それならば──音楽を続けるために、あえて就職はしない。

大学へ進むという選択は、音楽の時間を確保しながら、将来の選択肢も広げるためのものだった。
行くのであれば、ただ通うのではなく、国家資格を取得し、自分の武器を増やそうと考えた。

法律を学ぶ中で、社会のルールを知る。
それは“自分を守る術”であり、同時に“人を助ける力”でもあった。
行政書士や宅建などの資格取得は、音楽とは別の場所で、彼の自己肯定感を満たす支えになった。

音楽を最優先にするため、就職は選ばず、時間の融通が利く仕事として保険の架電営業というテレアポのアルバイトを選んだ。

そこで、「金融」という分野に初めて触れた。

詳細を語り出すと長くなるが、お金や制度の仕組みを知り、相手の状況に合わせて提案を考えるこの仕事は、彼にとって想像以上に手応えのあるものだった。

提案の先で「ありがとう」と言われたとき、それは単なる成果ではなく、自分の関わり方そのものが認められた感覚だったという。

そう実感できたことが、金融という分野に本格的に向き合うきっかけになっていった。

しかし同時に、Massは程なくして金融業界の違和感にも直面する。

仕事を通じて初めて学んだばかりの知識で、すぐにお客様の人生に関わる提案を行う。
それは果たして、プロとして胸を張れるスキルと言えるのだろうか。

当たり前だが、人は自分が理解していること以上を、誰かに伝えることはできない。

にもかかわらず、保険以外の選択肢や情報を体系的に学べる環境はほとんどなく、「他に方法はないのか」という問いが、Massの中で消えることはなかった。

ファイナンシャルプランナーの資格を独学で取得する以外に、視野を広げる手段が見当たらなかった──
その事実が、彼に“部分的な知識で人の人生に関わること”への強い疑問を抱かせることになる。

崩壊と再生──空っぽになった自分を見つめて

とはいえ仕事も順調で、人生は上り調子──そう思っていた矢先。
彼を待っていたのは、「必要とされること」に自分の価値を重ねてしまった恋愛、すなわち共依存だった。

共依存だけでなく、モラハラ、支配。
24時間監視され、家族や友人との連絡を断たれ、徐々に心がすり減っていった。
やがて、自分が何者なのかもわからなくなっていた。

週に一度、地元でのボイストレーニングレッスンのために実家に帰省する時間だけが、外の世界との唯一の接点だった。

「帰省していたその日」
何かがプツリと切れ、気が付くと倒れていて、てんかん症状を起こしていた。

それをきっかけに支配からは免れたものの、彼の中には空白が残った。

ストレス因子から離れてしばらく。
冷静さを取り戻した彼は、自分探求の精神旅行をすることにした。

持っていた心理学検定1級の知識と、50冊を超える心理学・精神医学の本から学んだことを活かし、「内観療法」を応用した独自のセルフカウンセリングを開始。

同時に、性格分析やコーチングのスキルも身につけていく。
数多ある中で、特に『エニアグラム』と『7つの習慣』との出会いは大きかった。

エニアグラムからは、自己と他人の違い、多様性を学び、
『7つの習慣』からは、“主体性”と“目的志向”を学んだ。

「皆違って皆いい」
「誰かに決められる人生ではなく、自分で選ぶ人生を生きたい」

そう強く感じるようになり、この時間が、彼の中に“自分で人生を再設計する力”を芽生えさせていった。

そうして
「本当の自分が一体何者で、何をしたかったのか?」
を見つけた彼は、次に、自信を付けるために運動習慣を始める。

この頃からしばらく、東京マラソンを含めたフルマラソンへの挑戦を続け、実に6回ものフルマラソンを走破。

走るたびに、少しずつ自分に対する信頼のようなものが戻ってきた。

“ライフプロデューサー”という生き方の確立

社会復帰をして数年後、定年したばかりの父にがんが発覚した。

突如として余命4ヶ月を告げられ、家族として助けたい一心で「がんという病気は一体何なのか」というところから、その原因や治療方法まで、できる限り猛勉強を重ねた。

その過程で、Massは医療業界にも強い違和感を覚えるようになっていく。

医師たちはマニュアルに沿って淡々と対応する一方で、「人の命を本質的に守るための選択肢」が十分に示されていないように感じた。
それは、金融の世界で見てきた光景とよく似ていた。

“世の中の仕組みや情報をどれだけ知っているかで、人の選択肢は決まる。”

情報と事実を知ること、判断材料を増やすこと。
それと、Massが学んだ「主体性をもって選択する」という考え方。

つまりは「判断材料」と「判断軸」の学びだ。
それを必要としている人に、正しく届けたい──
そんな思いが、彼の問題意識の根底に据えられていく。

「父を救うには時遅しだったが、大切な気付きと家族との絆を遺してもらった」
彼は、当時のことをそう語る。

その後、転職先の行政書士事務所での勤務を通じて、Massは税金・社会保険といった“人生を支える仕組み”を横断的に理解していった。
当時は個人事業主向けに節税や社会保険の仕組み、公的制度やサービスを駆使した経営コンサルティングを中心に行っていく中で、

「金融業界では商品の営業以外の手段を知らない人が多すぎた」

と感じた。

医療も金融も、そして制度の世界も、目の前の数字や部分だけを見て、人の人生全体を見ていない──
その構造が、ここで重なることになる。

本当に人を支えるとは、金融商品という「手段」にとどまらず、それを取り巻く社会制度や仕組みを理解したうえで、何より「その人そのもの」を理解し、“どう生きるか”を一緒に整えていくことではないか?

そうした思考の積み重ねの先に、“ライフプロデューサー”という生き方が、自然と立ち上がってきた。

オールジャンルのお金の総合診療。
そして、心理学や健康医療、法律制度の視点も融合しながら、「生き方の最適化」を支援する。

「自己理解」「環境理解」「選択肢(情報)の理解」。

それこそが、「全員主人公」で生きる世界に必要な、最重要要素であると気付いたのだった。

カウンセリングとコーチングを通じて、それぞれの人生ストーリーの構築をサポートし、さらに実行へとつなげるために必要な情報・人脈・リテラシーを提供する。

それが、彼なりに辿り着いた「ライフプロデューサー」という新たな概念であり、オンリーワンを目指すための在り方だった。

2019年、MassはPOT合同会社を設立。
そして2022年、完全独立を果たす。

全員が主人公になれる場所──Next Girls Collection誕生

ある日、出演した人狼ゲーム番組で知り合った、一人の元モデルが言った。
「モデルが主役になれるファッションショーをやりたい。」

その言葉に、Massは即座に反応した。
「夢を語る大人が減ったこの時代に、“やりたい”を形にする場所をつくろう。」

こうして生まれたのが、Next Girls Collection(NGC)。


最初は洋服ではなく、モデルが主役というコンセプト以外は普通のファッションショーだったが、回を重ねるごとに“女性たちが自分らしく輝けるショー”へと進化していった。

ステージでは、虐待や逆境を乗り越えた女性、夢を諦めかけていた女性たちが、自らの人生を言葉だけではなく、パフォーマンス、そしてそこまでの成長過程で表現する。

第5回目となるNext girls 5th collectionでは、出演者のみならず、運営、協賛協力企業、応援する観覧者も、関わる全ての人が主人公として物語に関わり、没入できる「イマーシブドキュメンタリー」を形にした、
リアリティー番組 × ドラマチックランウェイショー × ドキュメンタリー映画。

自己PRやクラウドファンディング、チーム課題など、すべてが“自分の生き方を再設計する”プロセスになっている。

「全員が主人公になる」──それはNGCのテーマであり、Massの哲学でもある。

この活動は、彼の“お金の哲学”と深くつながっている。
お金を整えることも、夢を叶えることも、すべては“自分の人生を自由に生きるための手段”。
NGCはまさに、ライフプロデュースの実践の場だ。

バイアスから解き放ち、人を自由にする

「“普通に生きなさい”“常識的に考えなさい”って、よく言われますよね。でもそれは、自然の法則でも、人生の“答え”でもありません。
ただ、誰かにとって都合のいいルールを、みんなで信じているだけなんです。

僕がやっているのは、その“普通”や“常識”という借り物の価値観を一度外して、その人自身の人生を、もう一度設計し直すことです。」

「人生に正解はない。でも、納得は設計できる

Massはそう語る。

「僕たちは、生まれた瞬間から“世の中の仕組み”に組み込まれて生きています。」
多くの人は、その仕組みに“使われる側”として人生を進めている。
だが本来は、逆のはずだ。

自分を知り、他人を知り、社会を知り、情報を知る。
そうして得た数多くの選択肢を、主体的に選び、使いこなすことで、人生はもっと自由になる。

POT合同会社では、
「一度きりの人生を全力で楽しむために、関わるすべての人の『やりたい』『なりたい』を叶える」
というMissionを掲げている。

法人・個人を問わず、10以上にわたる事業ジャンルを横断しながら、夢や目標の実現に向けたプランニングと実行支援を行う。
さらに、安心して好きなことに挑戦し続けるために必要なお金と時間の管理、知識や情報、そして心身の健康まで含めたトータルサポートを提供している。

「人生も、学びも、エンターテイメントにしないともったいない。」
そんな信念のもと、“努力そのものを楽しめる状態”をつくることにも、Massは力を注いでいる。
彼が目指しているのは、環境や他人の期待、思い込みに縛られることなく、誰もが主人公として“自分らしく生きること”を、全力で楽しめる社会だ。

人生の主役は、あなた自身

多くの人は、画一的な教育を受け、進学して親を喜ばせ、就職して会社や顧客のために頑張り、結婚して家族のために尽くす。

では、
自分のために頑張り、自分自身を喜ばせることを、
どれほど大切にしているだろうか。

特に日本では、主体性よりも協調性が重視され、自信もまた、他人からの評価に依存しやすい。

だからこそ、人はしばしば「ありがとう」という言葉に飢える。

自分ではコントロールできない他人の言動や感情に振り回され、勝手に期待し、勝手に失望し、やがて「裏切られた」と感じてしまう。

そのとき失われているのは、自信ではない。
最初から“自分自身”が見えていなかったという事実なのだ。

Massは、こう語る。
「真に他人を幸せにできる人とは、 まず自分自身を幸せにできる人です。」

本来の自分という名の可能性

「愛に飢えた、究極の寂しがり屋で欲張り。世の中の知らないことや、経験していないことを、できるだけ減らしてから死にたい。」

と彼は言う。

「一人で過ごすことが苦手で、多くの人と価値観を共有しながら生きていたい。」
突き詰めれば、彼は“遊び相手”を探しているのかもしれない。

だが、その“遊び”こそが、彼の人生の本質でもある。

人と関わり、笑い、感動を分かち合いながら、自分も、そして誰かも幸せにしていくこと。

だからこそMassは、ライフプロデューサーとして、あらゆる情報を集め、人と人をつなぎ、仕組みを整え、未来を描き続けている。

「誰もが、自分の人生の主人公。
バイアスから自分を解き放ち、自分の物語を取り戻してほしい。」

それは、かつて空っぽだった自分自身への言葉であり、同時に、今を生きるすべての人へのメッセージでもある。

もし、自分が主人公の物語を進めるために“あなた目線の設計者”が必要だと感じたなら、一度、彼を訪ねてみてほしい。

きっとそこには、まだ出会ったことのない“もう一人の自分”が待っているはずだ。

▼SNSリンク・活動情報

Next Girls Collection 5th – ドキュメンタリー映像
「全員が主人公になる瞬間」を描いた感動のストーリー
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POT合同会社 公式HP
👉https://pot-llc.com/

デジタル名刺
👉https://digital-card.jp/dc1ade85b70994e0?from=card

Mass(増山 哲也)プロフィール

お金の総合診療医/POT合同会社 代表
Next Generation Co./Next Girls Collection 主宰

静岡県富士市生まれ、神奈川県平塚市育ち。
厳格な父のもとで育ち、幼少期は“認められたい”という想いを強く抱いていた。
音楽で初めて自分の価値を感じ、法学を学び、
行政書士・宅建資格を取得。学生時代の金融営業経験から、
「人の人生を動かす仕事」に魅了される。

心理学検定1級、メンタルヘルスマネジメント資格を取得し、
エニアグラムを通じて“人の心の構造”を理解。
父のがん闘病をきっかけに「部分ではなく、全体を見る」ことの重要性を悟り、
金融・心理・法律の三領域を統合した“お金の総合診療医”として独立。

2019年にPOT合同会社を設立。
書籍『お金の小学校』監修、映画『お金が足りない。』講師出演などを通じて、
「金融教育をエンタメに変える」活動を展開。

また、『Next Girls Collection/Next Generation Co.』では
「全員が主人公になれる社会」をテーマに、
自己実現・発信・教育・コミュニティづくりを推進している。

【所持資格】

  • 行政書士有資格者
  • 宅建士有資格者
  • 2級FP技能士
  • トータルライフコンサルタント(TLC)
  • 心理学検定1級
  • メンタルヘルスマネジメントⅡ種
  • ヘルシー&ビューティーフードアドバイザー3級
  • 7つの習慣Self Coaching認定コーチ資格
  • GFA(がんファイナンスアドバイザー) など

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