会えるエロインフルエンサー・おつる──遠回りしても、立ち続ける理由

interview

「会えるエロインフルエンサー」

その言葉だけを聞くと、
少し刺激的で、どこか遠い存在を想像するかもしれない。

けれど、おつるは違う。

不器用で、感情が顔に出やすくて、
何度も立ち止まりながら、それでも前に進んできた人だ。

うまくいかなかった過去も、
自信をなくしかけた瞬間も、全部そのまま抱えながら。

それでも彼女が“表に立つこと”をやめなかった理由。

そこには、誰かに見つけてもらった喜びと、
自分自身を好きになれた時間があった。

おつるの由来とは

「おまたつるつる、おつるです(笑)」

初対面でも一瞬で覚えてしまうその名前は、
“呼びやすさ”と“覚えてもらいやすさ”を意識してつけたものだ。

ふざけているようでいて、ちゃんと戦略的。
そのバランスが、どこか彼女らしい。

性格は、好奇心が強くて、感情がそのまま顔に出るタイプ。
周囲からは「素直」「意外と真面目」と言われることが多い。

「うれしい時はそのままうれしいし、楽しい時も隠せないんです」

取り繕えない。だからこそ、伝わる。

そんな彼女が自分を一言で表すなら、

「画面越しだけじゃない、会えるエロインフルエンサー」

この言葉には、“ちゃんと会いに来てくれる人と向き合いたい”という意思が込められている。

NSCに通っていたあの頃

高校時代、彼女はよくお笑いライブに通っていた。

その中で心を掴まれたのが、漫才師・囲碁将棋の存在だった。

言葉のリズム、空気感、会場の一体感。
“人を笑わせること”に、強く惹かれていった。

「私もあのステージに立ちたいって思ったんです」

その想いを形にするため、NSCに入学。
お笑い芸人という道に、本気で挑戦しようとしていた。

しかし、その道は長くは続かなかった。

在学中は恋愛が禁止されていた。
だが、それでも彼女は、自身の恋心に歯止めを効かせることはできなかった。

「お笑いよりも、恋愛を優先してしまっていました」

ルールを破ったこと以上に、自分の覚悟の甘さが悔しかったという。

やりたいと思って飛び込んだ世界で、
最後までやりきれなかったという事実。

その経験は、彼女の中にずっと残ることになる。
この話から、彼女の負けず嫌いなストイックな一面も垣間見れた。

ゼロから始まった地下アイドル時代

お笑いの道を離れた後、彼女が選んだのは地下アイドルだった。

華やかに見える世界。
けれど実際は、想像以上に泥臭い。

ファンはゼロからのスタート。
ダンスも歌も得意ではなかった当時の自分。

周りには、最初から輝いて見える人たちがいた。

「毎日しんどかったです。正直、向いてないなって何度も思いました(笑)」

それでも、続けた。
理由は、たった一つの出来事が心に残っていることが転機となる。

ある日、ライブ中のコールでファンから名前を呼ばれたこと。

「“おつる”って呼ばれて、ちゃんと認識されてるんだって思って…」

それが、信じられないくらいうれしかった。
何者でもなかった芸人下積み時代。悔しさからのゼロスタートだったからこそ、着実と自分の存在意義がここにある気がして今でも忘れられないという。

“自分がここにいていいんだ”と、初めて思えた瞬間だった。

「辞めたい」は、何度もあった

活動を続ける中で、壁は何度も訪れる。

イベントの集客が思うようにいかない。
周囲と比べてしまう。
頑張っているのに、結果が見えない。

「自信をなくしかけたこと、何度もあります」

辞めようと思った日も、一度や二度じゃない。

それでも、踏みとどまった。

「応援してくれる人が、待っててくれるから」

そしてもう一つ。

「表に立ってる時の自分の方が、好きでいられたんです」

誰かに見られることで、自分を肯定できる。
それが、彼女にとっての“救い”だった。

活動のステージをグラビアへ

地下アイドルとしての経験を経て、
彼女はグラビアやインフルエンサーという道へ進む。

かつては、自分の顔が好きではなかった。

写真を撮られるのも苦手で、
自撮りをすることさえ避けていた。

そんな彼女が、“見られること”を仕事にした。
それは、かなり大きな変化だった。

「応援してくれる人の言葉で、少しずつ変わっていきました」

“かわいい”と言ってもらえること。
“元気をもらった”と言ってもらえること。

その積み重ねが、
「これが自分なんだ」と受け入れるきっかけになった。

誰にでもこなせるポジションではない。
やっと、自分の強みを活かして、世の中の需要に届けられている仕事にたどり着いたのかもしれない。

自分を隠すのではなく、見せる。
それが、彼女なりの表現だった。

台湾で溢れた涙

活動の幅は、日本だけにとどまらない。
きっかけは、たまたま参加した台湾のイベントだった。

そこで、彼女を応援してくれる人たちと出会うことに。

「日本語を覚えて話してくれたりして、本当にうれしかったです」

言葉や文化が違っても、気持ちは伝わる。

それを強く実感した出来事がある。
初めての個人イベントだった。

「なんか、帰りたくないなって思っちゃって(笑)」

気づいたら、涙が止まらなかった。

ファンの優しさに触れたこと。
離れるのが寂しいと感じたこと。
イベントが終わってほしくないと誰よりも感じたこと。

いろんな感情が、一気に溢れた。
その瞬間、彼女は確信した。

“このまま続けていけば、もっといろんな場所で、新しい誰かに届くかもしれない”

応援してくれる人への想い

彼女が何より大切にしているのは、ファンとの距離感だ。

「近すぎず、遠すぎず」

無理に理想を演じない。
完璧じゃなくてもいい。

「正直な自分でいたいと思っています」

そしてもう一つ。

「応援する側が疲れてしまわない存在でいたい」

その言葉には、彼女らしいこれまで支えられてきたからこその優しさが詰まっている。

30歳を迎えて

30歳という節目を迎えた今。

これから先、不安がないわけではない。

それでも、彼女はこう言う。

「年齢よりも、“どうありたいか”を大事にしたいです」

焦らず、自分のペースで。

これまで、たくさん遠回りしてきたからこそ、
無理に急ぐ必要はないと誰よりもわかっている。

目の前の応援してくれるファン、支えてくれる家族や友人、そして自分自身を大切にすることで笑顔と幸せを届けられのだろう。

おわりに

目指すのは、圧倒的なスターではない。

「ちょっとエロくて、親しみやすい存在でいたい」

そして——

「ふと思い出したときに、“なんか好きだったな”って思ってもらえたら嬉しいです」

その言葉は、どこまでも彼女らしい謙虚なメッセージである。

「最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。少しでも好きになってもらえてたら嬉しいです」

もし、ほんの少しでも“気になる”と思ったなら、あなたのその感覚はすでに彼女に魅了されているでしょう。

「会える場所で、待ってます。あなたのことも、もっと知りたいです」

彼女のこれからの活動に興味がある方は、下記直近イベントの参加やSNSもチェックしてみてほしい。

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